数年前と比較して、「WordPressエンジニア」という言葉が市民権を与えられているような気がします。
いくつかの求人メディアにおいては、所持しているスキルにWordPressが採用されているものもあります。まあ「その他技術」の枠になることが多いのですが。
前回はWordPressエンジニアに必要なスキルセットを紹介しましたが、今回は実際にWordPressエンジニア(僕)が仕事で何をやっているかを語ろうと思います。
※ 僕の例なので偏った話になります。ご注意を。
システム開発業務
基本的には受託で開発業務やってます。
開発手法などは案件の特性や顧客の都合に合わせることが多いです。
一般的なシステム開発に比べると短納期な案件が多い印象です。
初期リリース時に作り込まず、1週間~1ヶ月程度のスプリントで随時改善していく方がWordPressには合っているのかとも思います。
インフラはクラウドを利用する場合は自分で構築します。
まあ相当エッジの聞いた案件では無い限り、WordPressを載せるサーバー構成ってシンプル構成で大丈夫な認識ではあります。キャパシティ気にするくらい。
人数は一人でやるときもあれば、チームを組んで複数人でやるときもあります。
WordPressを使ったシステム開発を複数人で行うつらみはそこそこあるので別記事にします。。
社内システムの保守
社内向けに開発したシステムの保守をやってます。WordPressベースのものもそうでないものも、様々あります。
基本は業務効率化の観点で自分で作ったものを自分で保守しているという感じです。
WordPressベースのものは、子テーマの作成やGAなどのツールを利用した分析等も行っています。
公式プラグインの開発・保守
公式プラグインの保守をします。
主にWordPressのアップグレードに合わせたテストや、追加機能の要望があった際に開発になります。
開発は自分で手を動かすこともあれば、開発者をアサインしてディレクションだけやることもあります。
技術調査
だいたい以下の観点で技術調査をしています。
- システム開発業務で使う予定の技術についての調査
- WordPressのアップグレード時の差分の影響箇所の確認
- WordPress最新版の味見
- 公開プラグインの味見
半分趣味でやってます。
エンジニアの育成
どこでもやってると思いますが、後進育成系のタスクです。
開発業務以外では、社内向けの教育資料を作ったり、いわゆるMBO的な目標管理をやったり、採用計画を起案したりというところです。
まとめ
WordPressエンジニアの特異な部分が出るかと思いましたが、文字面だけで見ると普通にWebエンジニアっぽいですよね。
要は、ちゃんと開発やってますよってこと。
WordPressでシステム開発するとき特有のつらみはまた別の機会に。。