昨年中に SOA を受験して先に Associate を取り切ろうと思ったのですが、都合により受験ができず、今年が SAA の有効期限だったので勢いで SAP を受験しました。
更に「落ちたら2回目は無料」という再受験キャンペーンなるものがやっていたので、1回目は記念受験のつもりでいったら合格できてしまいました。2回も受けなくて良かったと安堵しています。
今回も受験までの取り組みを振り返ってみようと思います。
どのような勉強をしたか
SAA, DVA で散々お世話になった Udemy ですが、SAP の日本語教材が見当たらなかったので今回は使用しませんでした。それ以外はテキストをメインに公式資料を補助的に使うという方法を取りました。
テキスト
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル 改訂第2版 (AWS認定資格試験テキスト)
前回の DVA のテキストが網羅性が高く自分に合っていたので、今回も同じ著者 (山下 光洋氏) のものを購入しました。メインのテキストはこれ1冊で十分です。サービス単体の解説だけでなく、よくある複数サービスの組み合わせの例示があったので、記憶に残りやすかったかなと思います。
とにかく SAP の試験範囲は広かったので、最初にこのテキストを読み込んで対象範囲を浅く理解するところから始めたのが良かったかと思います。
Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂4版
正確には試験対策で読んでいた本ではなく、なんとなくでやっていたネットワーク周りの理解を改めるために読んでいたのですが、SAP の試験範囲にネットワーク接続戦略があったので読んでおいて良かったです。
AWSコスト最適化ガイドブック
こちらも試験対策本ではありません。ただ積読を解消するために読んでいました。
SAP の試験ガイドを見ると、各分野でコスト管理の知識を求めていますので、コスト関連を広く理解するのに良かったです。前半のコスト可視化のところだけでも読んでおいて損はないでしょう。
公式
公式のコンテンツは DVA 受験時と同様で以下を利用していました。
- Black Belt オンラインセミナー
- Whitepapers
- Skill Builder の公式問題集
それらに加えて今回は re:post を活用してみました。
re:post は質問集で構成されていて、サービスを利用した際の困りごとと解消方法が記載されています。特に AWS 公式が回答しているものは、解決に至るまでの詳細な手順が書いてあります。
今回の試験対策としては、あまり利用したことのないサービスがテキストや問題集で出てきた際に検索する、という使い方をしていました。
まとめ
合格はしたものの流石に Professional レベルは難しかったです。何より問題文と選択肢の文章が長く、試験時間も180分で長時間集中するのが大変でした。時間配分としては、1周回答するのに120分弱、見直しに40分程度で20分残しという感じです。
冒頭にも書きましたが、今回は受かるつもりで勉強を進めておらず、試験対策をした感じはあまりありませんでした。一応、試験対策テキストを1周は読み込みましたが、上記に上げた他の2冊は対策として読んでいたわけではないですし、公式コンテンツをうろうろしている時間が結構長かった気がします。逆にそれが良かったのかもしれません。
次は SOA にするか、Speciality に手を出すか悩み中です。。